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■社内ベンチャーを断念した「大手企業あるある」3つの理由

ものづくりメーカーとして起業して開発・製造となると多額の資金が必要となりますが、資金サポートを受け新規事業ができる制度が社内ベンチャーです。

一方、そうした機会がある中で、私が社内ベンチャー制度の利用を断念した「大手企業あるある」的な理由を3つまとめました。



忖度あるある



<忖度の弊害>

私はこれまで2社の大手企業で働いたことがあります。

【社内ベンチャーを断念した大手企業あるある】その1・・・

仕事をうまく回すために忖度が必要であること」

こうした環境の中で「社内ベンチャー」で起業した場合、事業経営スピードがきわめて遅く、忖度に慣れた体育会系企業ですので人それぞれのベクトルが異なり事業崩壊するのが見えています。

「忖度」を辞書で調べると・・・

他人の心を推し量ること。

「忖度」に業務時間の1時間、1分と時間をかけざるを得ない社風環境は「無駄と心労」以外ありません。

 

私が経験した事例は・・・

●プライドが高い技術者(職人気質者)に直接依頼しても動かないので上司経由で根回しして依頼すること。

●会議招集のアポイントは、ご機嫌とタイミングを見計らいながら幾度か日程調整して集めること。

忖度にかける時間がなくなれば仕事が3割早くなると思います。

 

世襲あるある



<世襲の弊害>

【社内ベンチャーを断念した大手企業あるある】その2・・・

「創業一族は、会社の既得権益にしがみついていること」

こうした環境の中で「社内ベンチャー」で起業した場合、世襲や創業一族の方が、自身の保身と既得権益だけのために事業介入されると浪費が増え、熱意のある人財や将来性に共感した人財を確保できなくなります。

 

私が経験した事例は・・・

●入社後の新入社員研修では、能力が優れているように見えない経営者から「脱カリスマの経営」という出版本を渡されて感想文を書かされる。

●創業一族のみが経営する不動産会社が自社建物を賃貸し収益を得ています。そのため自社工場にもかかわらず敷地エリアをわざと一部空けて自社の賃貸料を節約しています。

●会長さんの娘さんが歌手デビューするから休日にサクラで応援に行かされる社員たち。

傍からみていて、社員のモチベーションが下がる以外ないです。

 

人財あるある



<社畜の弊害>

【社内ベンチャーを断念した大手企業あるある】その3・・・

「新しい部署には優秀な人は集まらないこと」

新しい部署を創設する際、各部署から基本的に使えないお荷物社員を出します。結果、効率が悪く部署内が多忙とトラブルが発生します。

こうした環境の中で「社内ベンチャー」で起業した場合、事業は失敗します。

 

私が経験した事例は・・・

●新事業を行う部署で働いていますが、各部署からは問題のある社員が集まっています。結果、マネジメントが崩壊しています。

●長時間労働かつマネジメントが崩壊しているために優秀な人財が次々と転職・流出しています。

まさに、今直面している課題です。

■大手企業でもある「ブラック企業・部署」経験と対策

 

大手企業あるある【まとめ】



<大手企業の3S(スリーエス)>

私は、大手企業あるあるを「3S(スリーエス)」と勝手に呼んでいます。

それは・・・

大手あるある3S
●忖度(Sontaku)

●世襲(Sesyu)

●社畜(Syatiku)

私が起業した場合、まずこの3Sの概念を壊すでしょう。

社員のポテンシャルを潰す制度は必要ありませんから。

 


<おまけ>

最近、大手家電メーカーであるシャープの元社員達自身で起業しました。

なんと、社員13名のうち元シャープ社員は11名。

もう、大手企業で新しい価値を生み出せる環境はなくなってきているかもしれません。

参考:「ベンチャーで新商品発表 元シャープ社員の逆襲!? 」(テレビ東京WBS、2019.8.30)

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